永遠の0

 昨年末に映画が公開されましたね。

子供が夏休みの読書感想文に書くと小説を出したまんまにしてあったので、ふと手に取って読んでみました。グイグイと引き寄せられるように、読み進めあっと言う間に読み終えました。


 私の祖父は、第二次対戦中に中国へ軍人として行きました。

92歳で人生を終えました。私が小学生の時、学校の宿題か何かで戦争中の話を聞くと言うのがあったのか、一度祖父に、戦争の話を聞いた事がありました。「とっても怖かったぞ。」「万里の長城は凄かった」と言う話しかしてくれなく、詳しい戦争の話を聞いたことはありません。


 その後、大分経って大人になった時戦争中の写真を見せもらいました。

 祖父のカメラで撮ったと聞きました。その写真も殆ど悲惨な写真はなく、軍服を来た兵隊の写真や、着物を着て正装した写真などでした。

アルバムになっていて、写真の裏には名前が書いてあるのもありました。その時も、話は殆どなくただ写真を見せて貰っただけでした。

今思えば、祖父は声を荒げたりすることの無いとっても優しい祖父でした。

祖父の家に行くと必ず、私を膝の上に座らせて手を撫でてくれるそんな祖父でした。

 永遠の0を読み終えて、祖父の事を思いだし、戦争中の事を多く語らなかった祖父を懐かしく思い、そして、強く何かを感じました。

 この小説を読み終えて、ネットで検索をすると、なかなか、批判的な意見もあるのだなって思い少々びっくしました。


こういった本=真実とは誰も思っていない。

本当のところは、体験した人にしかわからない。

ただ、祖父を思い出し、祖父の手を思い出し、祖父が体験した何かを思い出すきっかけになった。